【コラム】母の教え:プロ意識と成長
ラトビア・ヘイズ オーナーの谷本瑞絵です。
今日もコラムをお読み下さり、
ありがとうございます。
私の母は、
教えることが好きです。
ピアノ教室や
社交ダンス教室を開いたり、
40歳から英語を学び、
英検2級を取得すると
塾の英語講師に。
さらに!
腹話術の世界へ。
アメリカの腹話術教材で学び、
アメリカで開催される
国際腹話術大会のセミナーや
ワークショップに15年欠かさず参加。
短大・保育科特別授業で
腹話術講師を10年務め、
今は、カルチャー教室と
プライベートレッスンを掛け持ち、
ステージに立っています。
ボランティアとして活動していた母は
ある時、プロ宣言しました。
私は、母に尋ねました。
「腹話術の世界で
プロとアマチュアはどうやって決まるの?」
「お金を頂いたら、プロ。
金額に関わらず、プロ意識を持って
パフォーマンスをしなくてはいけない。」
母は、私を真っすぐ見つめ、答えました。
アメリカでのステージには
1年間かけて準備を整えます。
個人練習はもちろん、
自撮りで自己分析を繰り返し、
完成度を上げます。
納得できたら
知人友人を集めて、プレ発表会。
皆の感想から
さらに改善修正を行い、
舞台本番を迎えるのです。
母の活躍は広がり、
幼稚園や老後施設、
お祭りにイベントと様々なステージで
腹話術ショーをするようになりました。
やがて、
テレビや新聞など多数メディアから
取材を受けるまでになったのです。
母は、生徒にもプロ宣言を勧めます。
「プロ宣言することで
意識が高まり成長しますよ。」
母は昔から
私によく言いました。
留学や通訳経験で会得した
私の英語力。
「教えたらいいのに。」
何度も舞台に立ってきた
ダンス経験。
「教えたらいいのに。」
ですが、
私は自信が持てませんでした。
指導料を貰うレベルだろうか。
すると母は言います。
「10年一生懸命頑張って
会得したことに対して、
お金を頂いても良い。」
さらに続けます。
「ただし、
お金を頂くという事はプロ。
プロ意識を持ってやりなさい。」
一気に緊張感が生まれました。
指導料を
初めて手にしたときの気持ちは
今も忘れられません。
プロ意識を持つ。
会社勤務、フリーランス、
経営者、働き方に関わらず
私を大きく成長させてくれます。
それは今、
お店作りに活きています。
お客様から頂く代金と同等、
いえ、それ以上に喜んで頂けただろうか。
いつも緊張感を持って、
取り組んでいます。
腹話術って?
ぜひ、
私の母の自作ホームページを
覗いてください。
http://298chataric.my.coocan.jp/
腹話術は、どうしたらできる?
こちらの番組をご覧ください。
それでは、また次回のコラムで!
こちらのコラムは、私、オーナー・谷本瑞絵が執筆する「LATVIA HAZE TIMES」から 抜粋して掲載しています。
ラトビア・ヘイズの商品をもっと楽しく使っていただくために、さらに当店と出逢ったことで毎日をもっと豊かに感じてもらえるための情報を満載してお届けしています。