【講演会レポート】

令和6年度 横手市男女共同参画フォーラム

はじめまして!ラトビア・ヘイズ広報の山口ひろです。今回は、秋田県横手市で開催された「横手市男女共同参画フォーラム」に参加してきました!
オーナーの谷本が登壇し、起業ストーリーをお話しする機会をいただきましたので、その様子をレポートします。横手市ならではの雪景色や、温かく迎えてくださった皆さんとの交流も含めて、たっぷりお伝えします。

 

フォーラム概要

 このフォーラムは、
 「一人ひとりが輝き、自分らしく生きられるまち」を目指し、
 女性活躍推進をテーマに開催されました。

 横手市が主催し、秋田県南部男女共同参画センターが共催。
 会場は横手市交流センターY2プラザ1階オープンスペースで、
雪で足元が悪いにもか関らず多くの方がお集まりくださいました。
 

開催概要

横手市男女共同参画フォーラム
2025年2月22日(土)13:00〜16:00

講演1

「未来への扉を開け続けよう 〜一歩踏み出す勇気が描く、起業ストーリー〜」
ラトビア・ヘイズ/ステンダース・ジャパン代表 谷本 瑞絵氏

講演2

「女性の活躍が秋田の未来を開く 〜持続可能なまちをつくるために〜」
作家・ジャーナリスト/元日経ウーマン編集長 麓 幸子氏

トークセッション

ラトビア・ヘイズ/ステンダース・ジャパン代表 谷本 瑞絵氏
作家・ジャーナリスト/元日経ウーマン編集長 麓 幸子氏
ファザーリング・ジャパン東北 秋田理事 林 一輝氏
 

当日の移動と講演

当日はまさに豪雪の地、横手。
大寒波で雪が降り続く一日でした。大阪から秋田へ向かう便が欠航になるかもしれず、万が一のためにオンライン参加の準備も整えながら出発しました。

無事に飛行機に乗り込めたものの、着陸直前には仙台空港へ変更になる可能性や、上空での待機があり得るとのアナウンスが…。

そんなドキドキのフライトでしたが、無事に秋田に到着できました!まるで横手の皆さんが迎え入れてくれたかのように感じました。
 

谷本の講演

講演テーマ:「未来への扉を開け続けよう 〜一歩踏み出す勇気が描く、起業ストーリー〜」

谷本は、自身の起業ストーリーを通じて、挑戦することの大切さを語りました。「起業」と聞くとハードルが高いと感じる人が多いですが、小さな一歩の積み重ねが道を開くことを伝えました。ラトビアのバスアイテムを扱う事業を立ち上げる際に直面した輸入の困難や、それを乗り越えた経験を共有し、「一つの扉を開けば、次の扉が開く」と語りました。

講演では、ドイツの真冬の極寒での販売エピソードや、ラトビアを初めて訪れたのも2月の雪の季節。そして今回の講演も、雪深い横手市での開催。どこか不思議な縁を感じながら、雪をも溶かすような熱のこもった講演を行いました。
 

トークセッション

トークセッションでは、元日経ウーマン編集長で現在は秋田で男女共同参画、福祉、農業に力を注ぐ麓幸子様、ファザーリング推進をされる林一輝様との対談が行われました。

実はこのトークセッションには台本がなく、林様のファシリテーションによって麓様と谷本の話が引き出される形となりました。

対談の中で、女性として働きづらさを感じた経験について話題が及びました。谷本は、「『女性は男性の4倍働いて同等』と言われる時代に、男性と同じくらい働きます、腰掛けの女性とは私は違います、と信頼を得るだけでへとへとになったことがある。なぜ男性に生まれなかったのかと泣いたこともある」と語りました。この言葉に多くの参加者が共感してくださり、会場には静かな感動が広がりました。

今でこそ男女共同参画が推進され、このようなフォーラムが開催される社会になったこと、それを語れる場ができたことに、私自身も感慨深い気持ちになりました。 即興ながらも深い議論が展開され、非常に有意義な時間となりました。即興ながらも深い議論が展開され、非常に有意義な時間となりました。 
 

当日の様子

大雪の中、足を運んでくださった皆さんに感謝しながら、谷本は会場を回り、直接対話を重ねました。そのおかげで、会場全体に温かい一体感が広がりました。

質疑応答の時間では、メモを取りながら真剣に質問する方が多く、皆さんの学びへの意欲が伝わってきました。

運営スタッフの皆さんがとても素晴らしく、男女共同参画を体現するような、8割が女性のチーム。

講演後には、横手市のご厚意でラトビア・ヘイズ商品の即売会も開催!「どれにしようか迷う!」という声も多く、香りを楽しみながら選んでいただきました。秋田の女性はおしゃれな方が多く、「もっとラトビアの商品を知りたい!」という声もいただきました。  

初めてラトビア・ヘイズのソープを手にされた皆さんが
口を揃えて
「この石鹸は寒天に見える!」
と、おっしゃっていたのが印象的です。

実際に寒天の写真を見せていただき納得!
かたちや見た目もなんだか似ている当店のソープと秋田の寒天。

とても可愛らしく見えますね!   

出典:横手市役所 農林部 食農推進課  

講演に至る背景

今回の講演が実現したのは、横手市のある職員の熱い思いがあったからです。谷本のメルマガを愛読していた横手市職員の女性が「ぜひ横手で講演をしてほしい!」と何度も上司に掛け合ってくださいました。

一度は「私の力不足で今年は企画を通すことができませんでした。」と、実現が難しいと連絡をいただいたことも。それでも、粘り強く働きかけてくださいました。またその間に部署を異動されることになる中でも、後任の方にしっかりと引き継いでくださり、その結果2年越しに1人の女性職員の方が「扉を開けてくださった」ことで講演が実現しました。

谷本の講演が終わり、ホッと安堵しながら「どの方だろう」と話す中、振り返るとそこには対面を待ち侘びていた方のお姿が。谷本ともども感動の対面となりました。

横手市観光

講演翌日は、横手市の魅力をたっぷり満喫しました。

横手駅には「横手やきそばマップ」があるほどのご当地名物、横手やきそばを味わいました。

甘めのソースに福神漬けと半熟目玉焼きを添えた焼きそばは絶品でした。
 

「かまくら館」へ向かう道で発見した横手市のマンホールも!


念願のかまくらを楽しみました!

 






 

講演後のリラックスタイムが一転…ホテル大浴場で救助

横手市での滞在中、思いがけない出来事もありました。講演後、ホテルの大浴場でリラックスしていたところ、目の前で倒れた方がいました。居合わせた谷本が率先してフロントや救急隊へ連絡し、外国籍の方とも英語で連携しながら救助をサポートしました。幸い、倒れた方は無事に回復し、ホテルスタッフからも感謝の言葉をいただきました。まさかの出来事でしたが、回復されたという連絡を聞き安堵しながら秋田を後にしました。
 

講演の感想をいただきました

講演後、開催アンケートをいただきました。とても嬉しいメッセージをいただいたのでご紹介いたします。

  • 年齢は関係ない。人と比較しない。お話にビリビリくることがたくさんありました。

  • 起業するまでのストーリーを興味深く拝聴しました。自分の出来ることからでも一歩一歩を踏み出して夢を形にしてきた谷本さんのストーリーに勇気をもらえました。チャンスがきたら一歩踏み出そうと思えました。 
  • 谷本さんの起業についてのお話が、これから挑戦したい女性の背中を押してくれた内容でとてもよかった。  

  • 一歩踏み出す勇気、年齢に関係なく、心を奮い立たせる言葉です。貴重な時間でした。ありがとうございました。

  • 谷本さんの「扉を開け続ける」という言葉とエピソードに感銘を受けました。苦しさや失敗は動いている証拠、という言葉に背中を押されました。私も一歩踏み出そうと思います。

  • トークセッションの谷本さんの回答がとても響きました。自分の言葉で語られているので納得します。今晩は娘に今日のお話をしながらバスボールで温まります!

  • 素敵な内容だったので、ぜひたくさんの人にも聞いてもらいたいです。中高生にも授業の一環で聞いてほしい。横手や秋田に住む女性の選択肢がいろいろ増えたらいいなと。

  • 素敵なお話だったので、もっとたくさんの方に聞いていただけるといいなと思いました。

講演を終えて

今回の講演では、多くのご縁と温かい出会いに支えられ、かけがえのない経験を得ることができました。
谷本が初めて訪れたラトビアも2月。それからたくさんの扉を開け続け、ご縁で訪れた秋田横手市の2月。参加者のみなさんに「一歩踏み出す勇気」をお伝えし谷本の新たな扉が空いたのではないでしょうか。

講演会という限られた時間の中でしたが、横手市のみなさんとのご縁に心から感謝いたします。これからもこの想いを多くの人に伝え、一人でも多くの方が「自分らしく生きる一歩」を踏み出せるよう、活動を続けていきたいと思います。
また横手を訪問することを楽しみにしています。

 


山口 ひろ
ラトビア・ヘイズ広報。

ブランドの魅力を伝えるため、日本国内でのイベント企画や広報活動を担当。ラトビアの自然や暮らし、伝統を表現するバスアイテムの魅力を届けることを目指している。

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