【コラム】咲かない場所に咲く、ダマスクローズ
ラトビア・ヘイズ オーナーの谷本瑞絵です。
今日もコラムをお読み下さり、
ありがとうございます。
数量限定で日本に上陸しました!
ラトビア発ブランド「ステンダース」より
ソープ・ダマスクローズ
この石けんを初めて使ったとき、
ただ「華やか」とか「上品」という言葉では
とても語りきれない香りに驚きました。
草や葉の香りも感じる
まるで、森の静寂のような
澄んだ空気に包まれる香り。
そして、
どこか懐かしく、安心する余韻。
見せかけのラグジュアリーではなく、
自分を大切にするという本質を
そっと教えてくれる香りです。
ところで??
「ラトビアに
ダマスクローズが咲いているの?」
そんな疑問を持たれる方も
きっといらっしゃるでしょう。
実際、ダマスクローズの主な産地は
ブルガリア、トルコ、モロッコなど、
温暖で乾燥した地域。
一方、ラトビアは
長い冬と、海や湖からの
湿気によって霧が発生しやすい気候。
本来ローズの大量栽培には
適していない土地です。
では、なぜ
ラトビアでこれほどまでに
繊細でリアルなローズの香りを
作ることができるのでしょう。
その理由は、
ラトビアの職人たちにあります。
森の香り、ベリー、ハーブなど
自然と共に育ってきたからこそ、
植物の香りの「本質」を
見極める力を持っている。
だからこそ生まれる、
見事な香りの再現力とイマジネーション。
ラトビアの自然は、
ローズのような華やかさというより
深く静かな森の香りが特徴です。
そこに、
ローズの気品が加わることで、
「北欧のローズ」ともいえる、
繊細で奥行きのある香りが
誕生するのでしょう。
重たくないのに、深い。
甘いのに、くどくない。
その絶妙な香りのバランスは、
ラトビアの石けんだからこそ
表現できる世界だと私は思うのです。
しかも、驚くことに
この石けんにはダマスクローズの
天然成分を一滴も使っていないのです。
まさに香りの職人技。
だからこそ私は、
あえてセレクトしました。
ローズ類成分が
肌に合わない方にも安心して、
これほどの香りを楽しんで頂ける!
そう思ったのです。
咲かない場所にも
香りで咲かせることはできる。
ラトビアの香り職人たちが創り上げた、
ソープ・ダマスクローズ。
姉のように頼もしくて、
いつも的確なアドバイスを下さる会計士より
ワクワクするメッセージが届きました。
「バルトパビリオン、見てきましたよ!」
ラトビアが出展している、
バルトパビリオン「We Are One」では
現地の珍しい植物が展示されていたり、
自然や文化的遺産、
未来への希望をテーマにした
映像が上映されています。
ラトビアと日々関わる私にとって、
このバルトパビリオンは
「絶対に行くべき場所」
早々に予定を調整して、
この目で、肌で、感じに行かなければ!
それでは、また次回のコラムで!
こちらのコラムは、私、オーナー・谷本瑞絵が執筆する「LATVIA HAZE TIMES」から 抜粋して掲載しています。
ラトビア・ヘイズの商品をもっと楽しく使っていただくために、さらに当店と出逢ったことで毎日をもっと豊かに感じてもらえるための情報を満載してお届けしています。