【コラム】ラトビアの国民的趣味は・・・
ラトビア・ヘイズ オーナーの谷本瑞絵です。
今日もコラムをお読み下さり、
ありがとうございます。
皆様は、キノコはお好きですか。
先日のインスタライブでは、
大阪関西万博バルトパビリオンの
公式キャラクター「バラビちゃん」
を迎えて、キノコのお話をしました。
>> インスタライブのアーカイブはこちら!
バラビちゃんは、
ポルチーニがモチーフ。
「キノコ狩り」が
バルト地域の国民的な趣味
であることから生まれた
ゆるキャラなのです。
ラトビアはキノコ大国。
なんと「約4,100種類」の
キノコが記録されています。
そのうち、
傘のあるキノコだけで約1,100種類。
食べられるものが300種類、
毒キノコは30種類ほど。
ラトビア人たちにとって
きのこ狩りは生活の一部です。
子どもの頃から、
親に連れられて森へ行き
食用と毒キノコを教わりながら
文化として受け継がれています。
友人のアグネセを訪ねた日のこと。
「夫が、今日は仕事帰りに
きのこ狩りに行くと言ってたから、
帰宅が遅いの。」
彼は大きなバケツいっぱいの
キノコを抱えて帰宅。
そして、
嬉しそうに調理し、
私にもふるまってくれました。
実は私も、
キノコ狩りを体験したことがあります。
といっても、
私はアウトドアが苦手です。
虫、トイレやお風呂環境、衛生……
どれも心配。
それでも、
ラトビア人たちが
そこまで夢中になる理由を知りたくて、
思い切って森へ連れていってもらいました。
ナイフとカゴを手に、
森の奥へと進みます。
静寂の中に差し込む光、
湿った土の匂い、
葉を踏む柔らかな音。
澄み切った空気を感じながら
木々の間を歩き、きのこを探します。
「あった、あった!」
「見て、ここにも!」
「こっち、こっち」
と声を掛け合いながら
秘密の場所で
宝物を見つけるような
楽しさがありました。
そして、気づいたことがあります。
ラトビアの人は、誰もが
「自分だけのキノコの場所」
を持っているということ。
森のどこかに
秘密のように大切にしている場所。
無心になってきのこを採るのは
瞑想のような、森と対話するような
そんな穏やかな気分になるそうです。
また、
お気に入りきのこを
見つけて喜んだり、
静かな時間を過ごしたり、
自然の中で気分転換をしたり、
自分の秘密の場所で
みんな楽しんでいるのです。
その姿を見て、
羨ましくなりました。
でも、
アウトドアが得意でない私には
自然の中に秘密の場所を
持つことは出来ません。
そうだ!
バスルーム!
私にとっての秘密の場所!
バスボールを入れた
柔らかなお湯に身体を沈め、
静かに立ち止まる時間。
深呼吸し、
想像力を膨らませてみる。
時には
一人で作戦会議をしたり、
想像力を取り戻したり。
好きな音楽や本、
デザートを持ち込むこともあります。
バスルームは、
静かで誰にも邪魔されない
「私の秘密の場所」なのです。
「シークレット・ガーデン」
1日の終わりにバスルームへ。
扉を静かに閉めたら
そこは秘密の場所になるのです。
ラトビアの森のように、
静かで、深く、宝物が見つかる場所。
バスルームを
秘密の場所にする
新コレクションをご紹介します。
まるで秘密の花園へ
迷い込んだような香りが広がる
新たなコレクションです。
ヒヤシンス、すずらんの
爽やかで透明感のある香りと
瑞々しい緑の香り。
そこに
パチュリとサンダルウッドの
土や木の落ち着いた香りが重なります。
そして洋ナシの
フレッシュで軽やかな甘さ。
そして、こちらの新作も!
ぜひ、皆様だけの
「シークレット・ガーデン」を
バスルームに作ってみてくださいね。
バルトパビリオン公式キャラクター
「バラビちゃん」のステッカーを、
プレゼントいたします。
以下を満たす、
ご希望者様が対象です。
【店頭でお受け取りの場合】
◆1万円以上ご購入
◆バラビちゃんステッカーと一緒に、
お顔、または手元・お身体の一部だけ
でも構いませんので、
お写真を撮らせてください。
そのお写真を、
当店のSNSにてご紹介させて頂きます。
【オンラインショップで
お受け取りの場合】
◆1万円以上ご購入
◆備考欄に2点をお書き添えください。
(1) バラビちゃんステッカー希望
(2) バルト館の感想をお書き添え下さい。
ポルチーニと聞くと、
イタリア産を思い浮かべる方が
多いのではないでしょうか。
ラトビアのポルチーニは、
イタリア産のようにナッツや
チーズのような濃厚なコクや
力強い香りには及ばず、
ラトビアの森を
そのまま閉じ込めたような
土と落ち葉の柔らかい
香りがふわりと広がり、
静かで穏やかな味わいなのだそうです。
私はまだラトビアの
ポルチーニを食べたことがありません。
その代わり、
現地のスーパーでシャントレルという
種類のきのこを見つけ、
試しに調理してみました。
素朴で優しい香りが立ち上り、
森の息づかいのような味を感じました。
いつか本場のポルチーニも
味わってみたいものです。
それでは、また次回のコラムで!
こちらのコラムは、私、オーナー・谷本瑞絵が執筆する「LATVIA HAZE TIMES」から 抜粋して掲載しています。
ラトビア・ヘイズの商品をもっと楽しく使っていただくために、さらに当店と出逢ったことで毎日をもっと豊かに感じてもらえるための情報を満載してお届けしています。


